家の前で何度か出逢うとてもおとなしい黒柴・クマちゃん。伏し目がち、とでもいうのでしょうか、栗色の美しい瞳を遠慮がちに向けてくるばかりです。全く声を出しません。ご主人の横を歩き、声をかけると少し後ろで座っています。
ご主人も物静かな方で、優しい声で、
「この仔は保護犬で、時間をかけてようやくお散歩したりできるようになったんです。」
とおっしゃいました。多くを語らない方ですが、クマちゃんが信頼に満ちた眼差しで見つめています。幸せな時間が永く続きますように。
瀧 貴美枝
家の前で何度か出逢うとてもおとなしい黒柴・クマちゃん。伏し目がち、とでもいうのでしょうか、栗色の美しい瞳を遠慮がちに向けてくるばかりです。全く声を出しません。ご主人の横を歩き、声をかけると少し後ろで座っています。
ご主人も物静かな方で、優しい声で、
「この仔は保護犬で、時間をかけてようやくお散歩したりできるようになったんです。」
とおっしゃいました。多くを語らない方ですが、クマちゃんが信頼に満ちた眼差しで見つめています。幸せな時間が永く続きますように。