[特集 私の夏休み]
夏休みといえばラジオ体操。我が家のマンションの掲示板にも7月に入るとラジオ体操のお知らせが貼り出される。子どももおらず、夫婦そろって朝が苦手な我が家には全く関係がないのだが、夏休みが近づいてきた時の子どもの頃の「わくわく感」を思い出し、何となく嬉しくなる。
このラジオ体操、「実はスゴイ!」と紹介した本が話題になっている。ラジオ体操をやるのは子どもか高齢の方たちと思っていた私だが、肩こりや腰痛、むくみなど、年相応の体調不良が気になっていたこともあって、こっそりと購入。ストレッチもダンベル体操も続かなかったが、ラジオ体操だったらよく知っているし、音楽(頭の中に入っている)に合わせて3分やるだけなら続けられるのでは、と安易に思ったのだ。
今のラジオ体操ができたのが1951年。戦前・戦中は軍国主義的な観点から推奨されたが、戦後生まれ変わり、民主化を担う国民の健康増進を願い、スポーツの専門家が練りに練って作ったものだとのこと。作り手の思いを知ると、自ずとこちらも一生懸命やろうという気持ちになる。確かにDVDを見ながら正しくやろうとすると、結構きつく、体に効きそうである。実際の効果のほどはまだこれからだが…。
いつでもどこでも出来るラジオ体操だが、なんと言っても、夏のさわやかな早朝に外でやるのが一番!……そう思いながらなかなか実現できなかったが、今年の夏はこの本を片手にチャレンジしようと思っている。