憲法理念の実現をめざして常に市民の立場から
事務所だより

裁判の動き

生存権裁判(老齢加算復活請求)の現段階

弁護士 新井 章    70歳超の高齢者の生活扶助費月額10万円弱から、老齢加算分2万円程を一律カットする保護基準の切り下げは(カット率約20%)、高齢者世帯の生活を脅かし、「健康で文化的な最低限度の生活」の保 …

「銀座眼科」レーシック手術被害

弁護士 船江莉佳    事務所だより№62(2009年7月号)において銀座眼科(東京都中央区、すでに閉鎖)のレーシック手術被害について報告させて頂きましたが、感染症被害者54名の方々が原告となって、溝口医師らに …

七生養護学校東京高等裁判所判決
-平成23年9月16日-

弁護士 松川邦之    昨年9月16日、原告教員らに東京地裁判決に続き再度の一部勝訴判決がもたらされた。この裁判は、平成15年に行われた3名の都議会議員・東京都教育委員会・産経新聞社が一連となって行った、東京都 …

薬害イレッサ訴訟判決と「やらせ」問題について

弁護士 渕上 隆    本年1月の事務所だよりでお知らせした薬害イレッサ訴訟についての続報です。  「イレッサ」とは、2007年に審査期間わずか半年で世界に先駆けて日本で承認され、発売された肺がん治療薬ですが、 …

都立学校での国旗、国歌の強制に抗する訴訟の現状と課題について

弁護士 加藤文也    2003年10月23日、石原都政下で、東京都教育委員会が卒業式等で「日の丸」「君が代」を強制する通達(10・23通達)を発出して以後、東京都は、都教委による教育現場の管理、統制が強まり、 …

薬害イレッサ訴訟について

弁護士 渕上 隆    「イレッサ」とは、イギリスに本拠を置く製薬会社アストラゼネカ社が開発した肺がん治療薬です。このイレッサについては承認前の2000年6月頃からアストラゼネカ社が提供したその効果を称える記事 …

鶴川高等学校事件の判決・命令

前進する鶴川教職員の権利回復の運動 弁護士 江森民夫    最近私立学校において、教職員の労働条件の一方的な切下げや、不誠実な団交等の不当労働行為を行う使用者が増加しています。  これから紹介する鶴川高等学校で …

生存権裁判の現段階

弁護士 新井 章    高齢者世帯や母子世帯に対する生活保護費(高齢加算や母子加算)を削るという、厚生労働大臣の措置の取消しを求める裁判(生存権裁判)は、2005年以来全国の10地裁で取り組まれてきました。   …

書籍の紹介『政策形成訴訟』

『政策形成訴訟』(中国「残留孤児」国家賠償訴訟弁護団全国連絡会編) 弁護士 斉藤 豊    「政策形成訴訟」というのは聞きなれない言葉かもしれません。裁判=訴訟は、本来個々の当事者の個別の紛争解決の手段ですが、 …

一票の格差 参院定数配分訴訟

弁護士 加納 力    民主党の歴史的大勝となった昨年の総選挙の直前に、ヒョウのキャラクターを使った全面広告が新聞各紙に掲載されたのを覚えていますか?「一人一票実現国民会議」という、元最高裁判事、弁護士、実業家 …

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