憲法理念の実現をめざして常に市民の立場から
事務所だより

裁判の動き

鶴川高校事件判決

-学校の「立ち番」業務命令は違法であるとして損害賠償を命じた地裁判決- 弁護士 江森民夫    何回か事務所だよりでご紹介してきた、鶴川高校の教職員の権利擁護の活動に関し、画期的な判決が出ましたので、ご紹介しま …

「茶のしずく」損害賠償事件提訴

弁護士 船江 莉佳    今年4月20日、「茶のしずく石鹸(旧製品)」により小麦アレルギーを発症した被害者の方々が原告となって、製造物責任法に基づいて製造業者である株式会社悠香その他二社に対し、損害賠償を求める …

「日の丸・君が代」訴訟の現状-今年度の人権シンポの1テーマに-

弁護士 加藤文也    卒業式などで、国旗、国歌を一律に強制する通達とその通達に基づく校長の職務命令の憲法適否が真正面から問われた国歌斉唱義務不存在確認等請求訴訟(予防訴訟)の上告審において、本年2月9日、最高 …

生存権裁判(老齢加算復活請求)の現段階

弁護士 新井 章    70歳超の高齢者の生活扶助費月額10万円弱から、老齢加算分2万円程を一律カットする保護基準の切り下げは(カット率約20%)、高齢者世帯の生活を脅かし、「健康で文化的な最低限度の生活」の保 …

「銀座眼科」レーシック手術被害

弁護士 船江莉佳    事務所だより№62(2009年7月号)において銀座眼科(東京都中央区、すでに閉鎖)のレーシック手術被害について報告させて頂きましたが、感染症被害者54名の方々が原告となって、溝口医師らに …

七生養護学校東京高等裁判所判決
-平成23年9月16日-

弁護士 松川邦之    昨年9月16日、原告教員らに東京地裁判決に続き再度の一部勝訴判決がもたらされた。この裁判は、平成15年に行われた3名の都議会議員・東京都教育委員会・産経新聞社が一連となって行った、東京都 …

薬害イレッサ訴訟判決と「やらせ」問題について

弁護士 渕上 隆    本年1月の事務所だよりでお知らせした薬害イレッサ訴訟についての続報です。  「イレッサ」とは、2007年に審査期間わずか半年で世界に先駆けて日本で承認され、発売された肺がん治療薬ですが、 …

都立学校での国旗、国歌の強制に抗する訴訟の現状と課題について

弁護士 加藤文也    2003年10月23日、石原都政下で、東京都教育委員会が卒業式等で「日の丸」「君が代」を強制する通達(10・23通達)を発出して以後、東京都は、都教委による教育現場の管理、統制が強まり、 …

薬害イレッサ訴訟について

弁護士 渕上 隆    「イレッサ」とは、イギリスに本拠を置く製薬会社アストラゼネカ社が開発した肺がん治療薬です。このイレッサについては承認前の2000年6月頃からアストラゼネカ社が提供したその効果を称える記事 …

鶴川高等学校事件の判決・命令

前進する鶴川教職員の権利回復の運動 弁護士 江森民夫    最近私立学校において、教職員の労働条件の一方的な切下げや、不誠実な団交等の不当労働行為を行う使用者が増加しています。  これから紹介する鶴川高等学校で …

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