憲法理念の実現をめざして常に市民の立場から
事務所だより

裁判の動き

大阪・泉南アスベスト訴訟の最高裁判決が意味するもの

弁護士 加納 力    昨年10月9日、最高裁判所第一小法廷は、大阪・泉南アスベスト国賠訴訟で、国の責任を認める原告勝訴の判決を言い渡しました。  アスベスト(石綿)は、耐熱性、耐久性、耐薬品性、電気絶縁性など …

安心して働ける社会の構築のために-マタニティ・ハラスメント最高裁判決

弁護士 仲村渠 桃    マタニティ・ハラスメントとは、妊娠・出産を理由として女性が職場で受ける精神的・肉体的嫌がらせの総称です。ハラスメントは許されるべきものではなく、いわゆる男女雇用機会均等法においても、「 …

「忘れられる権利」

弁護士 斉藤 豊    インターネットの存在は現代人にとって不可欠ともいえるものですが、その利便性とは裏腹に、ネットが生み出す不利益の影響も深刻になりつつあります。一度ネット上に拡散した情報は、その情報の質や内 …

大詰めにきた生存権裁判

弁護士 新井 章    昨秋10月に入って最高裁(第一小法廷)から、生存権裁判(老齢加算廃止処分取消訴訟)の京都・福岡各事件について相次いで判決が出され、高齢生活保護者である原告達の請求が斥けられて終わりました …

超高齢化社会の課題
-認知症患者鉄道事故賠償事件-

弁護士 仲村渠 桃    去る4月24日、名古屋高等裁判所において一つの注目すべき判決が下されました。平成19年7月に91歳の認知症男性が電車事故で死亡した件につき、裁判所は男性の同居の妻(事故当時85歳、要介 …

袴田事件再審決定と証拠のねつ造認定

弁護士 金井清吉    静岡地方裁判所から、去る3月27日袴田事件の再審決定が出されました。犯人とされて48年ぶりの決定です。再審請求の争点は多岐にわたりますが、その争点の中の最大は、五点の衣類が袴田さんの犯行 …

自衛隊機の夜間飛行差止め判決
-厚木基地判決の意義-

弁護士 加納 力    福井地裁で大飯原発再稼働差止めの判決が言い渡された5月21日、横浜地裁では厚木基地における自衛隊機の夜間飛行を差し止める判決が言い渡されました。  軍事基地の爆音被害を訴える裁判は全国に …

松蔭学園の闘いについて

弁護士 田原俊雄   1 松蔭の闘いとの出会いは、私が弁護士になって12年目の1974年頃であった。  当時極めて劣悪な労働条件下にあった学園でT、Yらがその改善を期するため、数名の教員と学習会・旅行会等を企画 …

婚外子差別規定に対する最高裁の違憲判断について

弁護士 斉藤 豊    昨年9月4日、最高裁判所は、結婚していない男女間に生まれた子(婚外子)の権利について画期的な決定を下しました。民法が婚外子(非嫡出子)の相続分を法律上の夫婦の子(嫡出子)の2分の1と定め …

横田基地公害訴訟が始まります

弁護士 加納 力    在日米軍横田基地の騒音被害を訴えて地元住民が裁判を最初に起こしたのは1976年。1993年の最高裁判決で横田基地の騒音が違法なレベルにあると認定され、1996年に提起された新横田基地訴訟 …

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