2009年1月1日 表紙のことば
私の自慢の孫娘を紹介します。 3歳のお姉さんは色白で美しい水色の瞳ののんびり屋さん。妹の方は1歳年下のきかん坊でそうとうな色黒です(だいぶ毛深くてヒゲの濃いのが残念です)。二人とも別々な生まれで、捨て子 …
2008年7月25日 表紙のことば
私の娘たちは、小さな頃フワフワしたスカートが大好きでした。スカートを選ぶ時には、まずくるくると回ってみて、よくふくらむかどうかを確かめていました。庭のアブチロンの花を見ていると、そんなことを思い出します。 …
2008年1月1日 表紙のことば
今年の夏もめっぽう暑く、やっと秋になったか、と思ったら柿もろくに食べないうちに、あっという間に冬でした。日本の秋はいったい何処にいってしまったのでしょうか。 それでも晩秋から花屋のみならずスーパーの店先 …
2007年7月25日 表紙のことば
子育ての終わった今になって、よその子供をみて、「子供っていいなあ。」としみじみ思うようになった。息子や娘の小さい時を重ねてみているだけでなく、自分や自分の友だちの幼ない頃を想うこともある。ただ空だけをあき …
2007年1月1日 表紙のことば
茶色の帽子を被り、頬にはちょこんと墨を塗って。すずめはどこにでもいる、平凡で地味な鳥ですが、首をかしげながらちょんちょんと寄ってくる姿は何とも愛らしいものです。昔の人もそう感じていたらしく、昔話の中にもた …
2006年7月25日 表紙のことば
わが家の「チョビ」を紹介します。 一年半前に家にやって来た時には、目やにと鼻水のひどい、貧弱な赤ちゃん猫で、片手にすっぽり入り、400gしかありませんでした。けれど雑種の強さなのか、今やロケットのように …
2006年1月1日 表紙のことば
まるで、こんぺい糖のような色と形。この大きさが実物大の、本当に小さな、愛らしい花です。 花の名はハシカンボク。「波止干木」と書き、鹿児島県などに自生する低花木だとのこと。日本の野山にこんな砂糖菓子のよう …
2005年7月25日 表紙のことば
今年もフクシアの花が咲きました。枝いっぱいにぶら下がった花は、惜しげもなく飾られた美しいイヤリングのようにあでやかです。 冬は戸外でも枯れず、さし木でふやすことのできるとても丈夫な植物ですが、夏は少し苦 …
2005年1月1日 表紙のことば
「シネラリア」 花たちには、自分に勝手につけられた名前について責任はない。けれど、「売れゆき」には時々、大いに関係があるらしい。例えば、最近オーストラリアから入ってきた「初恋草」。育てやすさもあってか、あ …
2004年8月1日 表紙のことば
「フサスグリ」 その名を聞いたことはあっても、長い間実物をみる機会はありませんでした。やっと出会ったのは、何とフラワーアレンジメントの展示会。華やかな沢山の花たちに混じって、つつましやかなのに目を引く、し …