憲法理念の実現をめざして常に市民の立場から
事務所だより

コラム

自立した精神 - 詩集「倚りかからず」から

弁護士 江森民夫  茨木のり子が、1999年に刊行した詩集「倚りかからず」は、詩集としては異例の15万部の販売を記録しました。  表題作「倚りかからず」には、 もはや できあいの思想には倚りかかりたくない もはや できあ …

50代のひそかな愉しみ

弁護士 菅沼友子  昨年から映画館に行くことが増えた。きっかけは「夫婦50割引」というサービスを知ったこと。夫婦のどちらかが50歳以上であれば、通常料金一人1800円のところ1100円で観ることができる(一部やっていない …

英国レポート

弁護士 仲村渠 桃  昨年の12月からロンドンで子育てをしておりましたが、この度帰国致しました。娘の保育の関係でまだ本格的ではありませんが、執務にも復帰致しました。  たった半年間の滞在でしたが、娘と共に色々な経験を積む …

空に吸はれし十五の心

弁護士 加藤文也  盛岡の岩手山を遠くに臨む城跡の公園には、啄木の 不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心 の歌碑が建っている。  私の高校卒業アルバムには、共に学び、語り、遊んだバンカラ姿の仲間たちといっ …

最近の深き憶いと怒りについて

弁護士 田原俊雄  すでに今年も半ばを過ぎたが、わが家の玄関先には、鉢植の薄黄色の花菖蒲が二輪すくっと立って咲き誇っている。もっとも既に同じ鉢で四輪が見事に咲き誇って散った残り花ではあるが。気候の変動は今年も激しいが、そ …

事務所に通う電車の中で

弁護士 新井 章  年をとってから初めて気付かされる事柄は結構多いが、電車の中で若い人などから座席を譲られることもその一つだろう。  最初の頃はこちらが吃驚して、譲ってくれた人に感謝はするものの、とうとう自分も周りの人達 …

来年度の労働契約書の内容にご注意を

弁護士 斉藤 豊    平成24年に改正された労働契約法の眼目の1つは、期間の定めのある労働契約も5年以上更新を繰り返したら、労働者側の意思表示によって期間の定めを外すことができるという制度の導入でした。無期転 …

いじめ防止対策推進法の施行3年で思うこと

弁護士 村山 裕    子どもにいじめを禁じたいじめ防止対策推進法(以下「推進法」。)の施行から3年が経ちました。昨年度に学校が把握したいじめは約22万4千件で、前年度より約3万6千件増えたそうです。いじめを早 …

「官営八幡製鐵所」を労働者の「遺産」に

弁護士 江森民夫    昨年11月に日本労働弁護団の総会のあった、北九州八幡のホテルのほど近くにある「官営八幡製鐵所」の見物をしてきました。2015年7月にレンガ造りの「旧本事務所」を含め4箇所が「世界文化遺産 …

「経済成長2%」の達成は可能?

弁護士 金井清吉    アメリカのトランプ氏のアメリカ第一主義・中間層貧困は「移民」が原因等として選挙に勝利し、我が国ではアベノミクスが国民の支持を得て総選挙で勝利してきました。その中で日銀も内閣に合わせ「デフ …

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