憲法理念の実現をめざして常に市民の立場から
事務所だより

コラム

コロナ雑感

弁護士 斉藤 豊  パンデミックという単語にはこの世の終わりのような語感があるので、WHO の事務局長の口からこの言葉を聞いたときは驚きました。感染爆発を扱った小説や映画は数多く、パニック物の定番です。  「パニック」は …

東日本大震災からの10年とこれから

弁護士 加納 力  2011年3月11日午後2時46分、東北地方太平洋沖を震源とするM9の巨大地震が発生、ほどなく東京も震度5強の強い揺れに襲われ、私たちの事務所も棚から飛び出した書類の波で埋め尽くされました。  あれか …

「わきまえない」でいること

弁護士 菅沼 友子  「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「私どもの組織委員会…(の女性は)みんなわきまえておられて」などと公職である某組織委員会の会長(当時)が正式会議の場において述べ、女性蔑視・差別発言と …

ブラック校則

弁護士 村山 裕  近頃よく聞く校則問題、「ブラック」の修辞の当否はさておきその規制内容を見ると、一般社会の感覚に合わなかったり人権侵害といわざるを得ないものが見受けられます。頭髪では茶髪やツーブロックの禁止のように根拠 …

「朝日訴訟」10年の経験から学ぶこと

弁護士 新井 章  結核入院患者への生活扶助費(日用品費)が月額600円では余りに低額に過ぎ、憲法25条や生活保護法が保障する「健康で文化的な生活」は到底営んでいけないとして、国立岡山療養所の患者朝日茂さんが1957(昭 …

新人弁護士奮闘記

弁護士 岩波 耕平  私が、東京中央法律事務所にて弁護士としての一歩を踏み出してから、はや1年が過ぎようとしております。この間、新型コロナウイルスの大流行により、裁判所の期日もほぼすべて延期となってしまうなど、これまでベ …

我が家の食卓事情

弁護士 仲村渠 桃  新型コロナウイルスの感染拡大は、我が家の食卓を大きく変えました。これまで料理は専ら私の担当だったのですが、3月以降ほぼ在宅勤務となった夫が料理をし始めたのです。  きっかけは緊急事態宣言下で外食が出 …

「人生100年時代」ということ

弁護士 新井 章  近頃は新聞やテレビなどのジャーナリズムで「人生100年時代」という語を見かけることが多くなった。そして、そこに登場する人達も80歳代や90歳代の超高齢者が増えていることを考え併せると、「人生100年」 …

「自助、共助、公助、そして絆」?

弁護士 渕上 隆  昨年9月、安倍元首相の突然の辞任に伴い、菅義偉氏が内閣総理大臣に就任しました。菅首相が目指す社会像として唱えているのが、「自助、共助、公助、そして絆」です。“3本の矢”あるいは“4本の矢”のようで良い …

垣間見たロシア

弁護士 菅沼友子 昨夏、弁護士会の旅行でロシア(サンクトペテルブルク・モスクワ)を訪れた。 帝政ロシアの威風を感じるエルミタージュやエカテリーナ宮殿、私の記憶ではブレジネフ書記長(古い!)の太い眉毛とセットになっている赤 …

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