憲法理念の実現をめざして常に市民の立場から
事務所だより

コラム

政権交代と「選択的夫婦別姓」

弁護士 菅沼友子    昨年の「流行語大賞」にもなった「政権交代」。連日TV報道された「事業仕分け」や生活保護の母子加算の復活など、「政権交代」の象徴として実現されたことも幾つかあるが、真価が問われるのはこれか …

屋根裏の”珍”入者

弁護士 井澤光朗    自由課題というといつも犬猫の話題で終始しているとの厳しい批判を受けたため、何を書いて良いのやらと。うちの猫に相談。猫は知らないよと言わんばかりの態度。そこで、去年我が家の一番の話題を書く …

今日の裁判所の二つの役割
-とくにその政治的役割-

弁護士 新井 章   1 今から40年近い前、1973年(昭和48年)9月に当時の札幌地方裁判所が、長沼ミサイル基地訴訟で、「自衛隊は軍隊であり、軍隊の保持を禁じた憲法九条に違反する」という画期的な違憲判決を下 …

ごあいさつ

弁護士 松川邦之    このたび、東京中央法律事務所に入所いたしました、松川邦之と申します。  実務についてまだ間もないですが、仕事を開始し、また先輩弁護士の仕事を垣間見る中で、弁護士の職責の重さを深く受けとめ …

映画「帝国オーケストラ」

弁護士 江森民夫    配偶者の影響もあり、急に映画を観る機会が増えました。その映画のことを書きます。  ベルリン・フィルは、1882年に創設された、世界のトップレベルのオーケストラですが、1933年からナチス …

やっぱり夏は花火!

弁護士 菅沼友子    昨年秋以来の経済危機の影響で、「今年の花火大会は中止します」というところが少なくない。実家の町(三ヶ日町)の花火大会は大丈夫だろうか、と確認したら、今年も例年通り8月最初の日曜日に行う、 …

戦争被害と教育

弁護士 金井清吉   1 暑い夏がきて、盂蘭盆が来ると、成人にも達しないで従軍看護婦となって、北京の陸軍病院で病気を得て死亡した姉のことが思い出される。姉の遺骨が田舎に戻ってきた時も、暑い夏の終わり頃の、日であ …

DNA鑑定について

弁護士 井澤光朗    最近、足利事件の再審請求事件で、再鑑定が実施され、再審開始決定前に、釈放するという事態が生じている。足利事件発生当時、DNA鑑定の確率は500分の1であったものが、現在では9999万分の …

停留措置と補償問題

弁護士 加納 力    メキシコ発の新型インフルエンザ騒動もようやく落ち着きが見られるようになりました。未知のウイルスに対する漠然とした恐怖がパニックに発展しましたが、万が一感染・発症しても適切な対応により治ゆ …

「弁護士会の男女共同参画」が国際会議のテーマに!

弁護士 菅沼友子    弁護士会でも遅ればせながら「男女共同参画」に取り組み始めました、と一昨年夏の「たより」で報告しましたが、その後活動が進展し、昨年秋には法律家の国際会議でこのテーマが取り上げられ、私も日弁 …

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