憲法理念の実現をめざして常に市民の立場から
事務所だより

コラム

雑感

弁護士 田原俊雄    道を歩いていると、どこの家も柿の実が無数に紅く色付いていた昨冬の風景は全く一変しすっかり葉を落とした樹々が、空に向かって、寒々と佇立している。昨年1年を振り返ると、地球上の人間(類)社会 …

今となって気がつくこと ― 小学唱歌「浦島太郎」―

弁護士 新井 章    人間は年をとって初めて気づくこと、判ることが少なくない。その一つ。  あるとき何気なしに口ずさんでいたら、ハッと気がつくと同時に、ゾッとして心が凍るほどの思いがしたことがある。それはかの …

節電の夏に

弁護士 加納 力    地球温暖化対策のための「クールビズ」が流行語になったのは2005年のことでした。今年は逼迫した電力事情の下、なお一層の節電対策が求められています。「スーパークールビズ」や「節電ビズ」など …

ご挨拶

弁護士 仲村渠 桃    はじめまして、昨年12月に当事務所に入所致しました仲村渠桃(なかんだかり もも)と申します。  ご覧のとおり字面を見ても一見どこまでが名字でどこが名前なのかわかりにくい名前です。私が自 …

食の安全~韓国視察報告

弁護士 船江莉佳    私は、2010年8月29日から同年9月1日にかけて、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会食品安全部会の一員として、韓国ソウルにある食品安全に関わる行政機関(韓国食品医薬品安全庁、韓国保健 …

年をとるということ

弁護士 新井 章    私は今年で80歳となったが、誰にもまして私自身が「80歳の私」というものをかつて予想したことがなかった。この事実に私自身が驚いているし、「80歳の私」をどう生きていったらよいか、戸惑って …

高校卒業40周年の同窓会

弁護士 加藤文也    郷里の先輩にあたる啄木が自分の青春時代を歌った詩に次のようなものがある。 かぎりなき智識の欲に燃ゆる眼を 姉は傷みき 人恋ふるかと 盛岡の中学校の 露台(バルコン)の 欄干(てすり)に最 …

司法修習生の給費制廃止について

弁護士 渕上 隆    弁護士、裁判官、検察官のいわゆる法曹三者を志望する人は、司法試験に合格するだけでなく、一定期間(現在では1年間)、「司法修習生」という身分で研修を受ける必要があり、その後、それぞれ弁護士 …

ワークライフバランスの確保?
- 改正労基法の内容について

弁護士 斉藤 豊    この春から長時間労働抑制のため改正労働基準法が施行されました。改正の柱の第一は、1ヶ月60時間を超える残業時間について割増賃金率が50%以上に引き上げられたことと、労使協定による代替休暇 …

事務所旅行で「日本三景」探訪達成

弁護士 江森民夫    昨年11月に事務所旅行で平泉・花巻・松島に行ってきました。  世間では、「社員旅行」が減少する中、わが事務所は、弁護士、事務局全員、それに家族も含めた事務所旅行をやっています。私が事務所 …

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