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【追悼】田原俊雄弁護士

 

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田原俊雄弁護士は、1963(昭和38)年3月の事務所創設以来、東京中央法律事務所の一員として活躍されてきましたが、今年1月末で弁護士業を引退され、療養生活に入られていましたところ、6月30日逝去されました。
享年95、満93歳でした。

葬儀はご遺族の意向ですでに親族のみにて執り行われていますが、初七日を過ぎましたので、本日お知らせいたしました次第です。

田原弁護士は、弁護士としての様々な活動の中でも、労働事件、特に、公立学校に比べて立場の弱かった私学の教職員の権利をまもり確立する活動に力を尽くされてきました。
紛れもなく、この分野における第一人者でした。


田原先生
先生を失った穴は容易に埋まるものではありませんが、先生から授かった薫陶を胸に、先生の築かれた活動を所員一同引き継いで参りたいと思います。
どうぞ安らかにおやすみください。


日本民主法律家協会が発行している「法と民主主義」2004年11月号(393号)に、田原弁護士78歳当時の記事がありましたので、リンクをご紹介いたします。

「河の流れは大陸から-舟は詠み人を乗せて」(訪ね人・佐藤むつみ弁護士)
https://www.jdla.jp/houmin/2004_11/11.html#totteoki

田原弁護士の波瀾万丈の前半生が描かれています。

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