末はハカセか
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「末は博士か大臣か」などと子供の将来を期待することができた時代は、きっと子供にとっても夢や可能性が広がっていたのでしょう。
今やどうでしょうか。
大学院に行って博士(はくし)号を取得したからといって、将来が約束されるわけではありません。
「ポスドク問題」といって、ポストドクター、つまり博士号は取得したものの、大学で正規の職に就くこともできず、任期付きの研究員として薄給に甘んじなければならない例が少なくないといいます。
しかも、昨今の風潮で、「すぐに役に立つ」研究には予算が付きやすいものの、そうではない基礎研究は予算面で軽んじられることが多いようです。役に立つか立たないかなんて、特に科学分野では、数年、数十年くらいの期間では分からないことが多いと思うのですが、予算を握っている側(政府や政治家)にそういう視点が欠けていると、目の前の利益につながりそうな研究が重宝されて、学問の裾野にあたる研究がどんどん涸渇していくことになりかねません。
これではハカセを目指す子供たちは増えそうにありません。
方や大臣はというと、こちらはもう言うに及ばず、臆面もなくウソをつけることが大臣としての資質なのではないかと思うくらい。
うそつきは◯◯の始まり
としつけられた子供が、子供にも分かるウソをつくような大臣を見たら、間違ってもあんなものにはなるまいと心に誓うに違いありません。
せめて子供に対して恥ずかしくない世の中にしていくことが必要ですね。
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