私が、東京中央法律事務所にて弁護士としての一歩を踏み出してから、はや1年が過ぎようとしております。この間、新型コロナウイルスの大流行により、裁判所の期日もほぼすべて延期となってしまうなど、これまでベテランの弁護士でも経験したことがないような未曽有の事態を1年目にして経験することとなってしまいました。あまり幸先の良いスタートを切ったとは言えませんが、これ以上悪くなることはないだろうと前向きに考えております。
さて、東京中央法律事務所には現在私を含め13名の弁護士が所属しており、それぞれの先輩方と一緒に事件に取り組みながら様々なことを学んでおります。私の担当した少年事件では、ほぼ毎日川崎の裁判所や横浜の鑑別所を行ったり来たりと少年につきっきりの状態でしたが、無事少年院等へ行くことなく少年をご家族の元に戻すことができました。初の少年事件でしたが、これからの少年の人生を少しでも良いものに変えることができていればと思っています。