明けましておめでとうございます
当事務所は、現在の「東京中央法律事務所」の名を冠して活動をはじめてから今年で満50年を迎えました。この間わが国は、高度経済成長期からバブル経済の高揚期を謳歌した後、失われた10年といわれる停滞の時期を経験し、現在でも世界経済の混沌の影響を受け政治的にも不安定な状態の中にあります。
事務所が扱う仕事も時代の変遷に応じて変化を遂げてきました。
しかし、事務所創立時のメンバーのうち2名が現役であり、弁護士経験数年目の若手も含め14名の陣容を維持していること、社会的弱者のために法の理念を実現するという旗印を業務の基本的指針として掲げられていることは、私達のささやかな誇りであります。
51年目以降も時代の流れにいたずらに迎合せず、基本的人権の擁護と社会正義の実現という弁護士の社会的使命を果たすべく所員一同微力を尽くす所存であることをお誓いし、謹んで年頭のご挨拶といたします。