私達年代が集まると、話の種は病気の話、次に年金の話そして孫の話になると言われています。年初早々に腰痛話とはどうかと思いましたが、私は4年位前から腰痛(脊柱管狭窄症)が出て、一時足を引きずって歩く状態になり、整形でリハビリを1年続けました。最近はなんとか歩くには支障が出ないまでに至っています。
近時新聞に「腰痛持ちの80歳以上 認知症のリスク半減」と小さい見出しを発見し、読んでみました。「80歳以上で腰の痛みがある人は、認知症になるリスクが、痛みがない人に比べて半分になる」と、日本老年学的評価研究で判明し、英科学誌に発表したとあります。膝の痛みでは差が無いが、腰の痛みだとリスクが0.5になるとは不思議です。解析した博士曰く「脳の機能が何らかの形で痛みと認知症を結びつけている可能性がある」そうです。私はまだ80歳には至っていませんが、希望が湧いてきましたね。ただ80歳以上で腰痛を感じること自体が脳の機能を維持できていることを示す、とありますので、回答者が、回答できた人に偏っていたのでなければ良いがと統計の取り方の心配もしていますが、まあ無視して希望を持って高齢化社会を乗り切りましょう。因みに家の猫(17歳?)も腰痛が時々あるようで、薬を処方されて与えていますが、元気で今朝も私と一緒に散歩し公園で木登りをして楽しんでいました。一年を健康に。