残暑お見舞い申し上げます
おかげさまで東京中央法律事務所は1963(昭和38)年の創立以来50周年を迎えることができました。これもひとえに皆様からの厚い信頼によるものであり、所員一同心より感謝申し上げます。
とくにこの10年は、毎年のように総理大臣が交代する不安定な政治情勢、小選挙区制の極端な影響による2度にわたる大きな政権交代、国民の生活や生命さえも根底から揺るがした東日本大震災と東京電力福島第一原発事故、迷走し続ける司法制度改革など、私たちをとりまく環境は決して安らかなものではありませんでした。しかしそうした中で、私どもも弁護士としての活動を通じて、わずかでも社会に貢献できたものと自負しております。
そこで、今回の事務所だよりは通常号と趣向を変え、最近の10年を中心に、所員弁護士が取り組んできた事件や社会問題などを振り返る、50周年記念特別号として発行することといたしました。
やや堅苦しい内容が続きますが、東京中央法律事務所の新たな歴史の礎石として、ご一読いただけましたら幸いです。
東京中央法律事務所 所員一同