わが家の「チョビ」を紹介します。

 一年半前に家にやって来た時には、目やにと鼻水のひどい、貧弱な赤ちゃん猫で、片手にすっぽり入り、400gしかありませんでした。けれど雑種の強さなのか、今やロケットのように家中を駆けめぐり、カーテンや人の体をよじ登る元気娘に育ちました。

 家族は皆、帰ってくるとまっ先にチョビに話しかけ、でれんとしてさわり、まったりとした時間を過ごしています。

瀧 貴美枝