茶色の帽子を被り、頬にはちょこんと墨を塗って。すずめはどこにでもいる、平凡で地味な鳥ですが、首をかしげながらちょんちょんと寄ってくる姿は何とも愛らしいものです。昔の人もそう感じていたらしく、昔話の中にもたびたび登場してきます。
けれど、ここ清水では、近ごろめっきり数が減ってしまったようです。田んぼが無くなってきたせいでしょうか。
今回は、その一羽を、古い友だちを描くような親しみをこめて描いてみました。
瀧 貴美枝
茶色の帽子を被り、頬にはちょこんと墨を塗って。すずめはどこにでもいる、平凡で地味な鳥ですが、首をかしげながらちょんちょんと寄ってくる姿は何とも愛らしいものです。昔の人もそう感じていたらしく、昔話の中にもたびたび登場してきます。
けれど、ここ清水では、近ごろめっきり数が減ってしまったようです。田んぼが無くなってきたせいでしょうか。
今回は、その一羽を、古い友だちを描くような親しみをこめて描いてみました。