昨年11月に事務所旅行で平泉・花巻・松島に行ってきました。

 世間では、「社員旅行」が減少する中、わが事務所は、弁護士、事務局全員、それに家族も含めた事務所旅行をやっています。私が事務所に入ったのは1972年ですが、昔は弁護士や事務局の家族に小さい子供が多かったため、海水浴が旅行でした。最近は、大人中心の旅行にしています。

 日程は2泊3日で、それこそ毎年事務所会議でケンケンガクガクの議論をし、企画を決めて行きます。昨年は、2007年の厳島(宮島)、2008年の天橋立に続いて、日本三景の探訪達成ということで、松島に行くことは、すぐに決まりました。

 毎年バスをチャーターして行くので、次に松島近辺でどこへ行くか、議論がはじまります。温泉に行こうとか、渓谷にしようとか、色々議論した結果、平泉(中尊寺・毛越寺)・花巻(宮沢賢治記念館等)・松島(瑞巌寺、五大堂、観光船等)というコースに決まりました。その結果この3日間、藤原氏平泉文化にふれ、宮沢賢治の世界にひたり、その後は松島遊覧と伊達家の寺院見物、昭和2年開館の松島水族館見物等、多面的な文化とふれた楽しい旅でした。全体として、寺院仏閣見学が多すぎたような感じでしたが、何回も仏様を拝み賽銭を出し、仏様と多少親しくなった感じもします。

 こうした旅行で、事務所の構成員が、見物し、のんびりと話をし、おいしい食事をし、遊びますが、その中でお互いの理解も深まり、有意義な機会となっていると思います。