あけましておめでとうございます
昨年は、「年越し派遣村」が世の中の注目を浴びる中で年が明け、”ワーキングプア”、”ネットカフェ難民”といった言葉に代表されるように、小泉「構造改革」路線の下で広がった格差と貧困に目が向けられるようになった1年でした。前の総選挙による政権交代もそのような世の中の流れを示したものといえるでしょう。新政権は、公約であった生活保護の母子加算を「復活」させるなど貧困問題に取り組む姿勢を示していますが、未だ不十分な上、財源確保などを理由とした「揺り戻し」も懸念されます。
憲法の要請である「生存権」の保障が真に実現されるのか、新政権の今後の政策を注視するとともに、その実現に向けて努力したいと思います。
本年もよろしくお願い致します。