「さらば戦争!映画祭」は、映画を通して戦争の問題を考え、伝えることを目的に終戦60周年の2005年に、中国「残留孤児」訴訟、原爆症認定訴訟、戦後補償裁判の弁護団員、支援者等が集まって始められました。私も中国「残留孤児」訴訟の弁護団員として実行委員に加わりました。以後、試行錯誤を重ねながら毎年1回開催してきましたが、今回は、2012年1月28日(土)開催を予定しており、7回目の開催となります(時間:10:00~20:30、場所:在日本韓国YMCAスペースYホール(JR水道橋駅徒歩6分)、前売券2000円、当日券2500円、学生・障害者1500円)。
今年の上映予定作品は、「ヒバクシャ 世界の終わりに」(監督:鎌仲ひとみ)、「愛しきソナ」(監督:ヤン・ヨンヒ)、「カタロゥガン!ロラたちに正義を」(監督:竹見智恵子)、「弁護士 布施辰治」(監督:池田博穂)です。
現在スタッフは20代、30代の学生、社会人が中心となっていますが、若い世代の日本人にとって、戦争の問題はリアリティがなく、遥か遠くの出来事と感じている方も多いかも知れません。そのような若い世代の人々が、どう戦争体験を受け継ぎ、戦争の問題に関わっていくことができるのかということも、この映画祭のテーマです。
関心をお持ちの方は是非お越しください。